「もし、大切な人ともう一度だけ会えるとしたら、あなたは何を伝えますか?」
そんな誰もが一度は想像したことのある問いかけに、優しく答えをくれる映画が『Be with You〜いま、会いにゆきます』です。
雨の季節に起きた小さな奇跡を通じて、家族の絆や愛のかたちを丁寧に描いたこの作品は、観る人の心にそっと寄り添い、気づけば涙が頬を伝っている…そんな優しい感動を届けてくれます。
親子のあたたかな時間、そして夫婦の純粋な愛。
どのシーンにも胸がぎゅっと締めつけられ、同時に心がほっと温かくなる瞬間が詰まっています。
この映画を観たあと、家族や大切な人の存在がいつも以上に愛おしく感じられるはずです。
この記事では、この映画の見どころや感動ポイントをじっくりとレビューしていきます。
涙腺が弱い方は、ハンカチを忘れないでくださいね!
まだ観ていない方には、ぜひおすすめしたい感動作です。


あらすじ|ネタバレなし
雨の季節に戻るという信じがたい約束を残してこの世をさってしまったスア。それから一年後、梅雨が始まったある夏の日。生前と同じ姿のスアが現れる。しかし、スアは夫であるウジンが誰なのか覚えていなかった。自分のことを覚えていなくても、彼女がそばにいるという事実だけで幸せに包まれるウジンと、覚えてはいないが馴れ初めが気になるソア。ウジンが聞かせてくれた出会い、初恋、初デート、幸せな瞬間を共に分かち合った二人は、もう一度恋に落ちる。しかし、永遠に続くかのような幸せな時間は瞬く間に過ぎて、梅雨が終わると同時にスアとウジンには、これ以上引き伸ばせない運命の時間がくる。 引用元:Amazonのプライムビデオ
韓国映画『Be with You〜いま、会いにゆきます』|感想(ネタバレ)

引用元:『Be with You〜いま、会いにゆきます』公式
序盤は少しテンポがゆっくりで、ウジン(主人公)の日常が描かれる中「もう少し早く物語が動き出してほしいな」と感じる瞬間がありました。
特に、スアが戻ってくるまでの展開は若干長めで、最初は感情移入しにくい部分も。
ただ、その分、後半に向けての感動が倍増する仕掛けなのかもしれません。
親子との絆|でも、後半は涙なしでは観られない!
ウジンとスア、そして息子ジホの親子の絆が再び紡がれていく様子が本当に感動的で、母親として息子ジホの純粋な愛情表現に胸が締め付けられました。
自分の子どもに置き換えてしまって号泣。
スアが息子ジホを優しく抱きしめるシーンや、母親としての愛情を取り戻していく過程は、まるで自分のことのように感じられます。
そして、最後に明かされる秘密が、さらに涙を誘う展開に…。
この映画は「親子の絆」を描く映画の中でも、群を抜いて心に響く作品でした。
もし改善点を挙げるとすれば、中盤のテンポをもう少し引き締めても良かったかなと思います。
私的にはスアが戻ってきた後の展開が少し間延びして感じる部分があり「もう一押し」の盛り上がりが欲しいと感じました。
ただ、その分、後半の感動が際立つ作りになっているともいえます。
余談ですが、大人になったジホがパクソジュンでびっくり!嬉しいサプライズでした。
韓国映画『Be with You〜いま、会いにゆきます』感動ポイントは?
この映画を観たとき、特に心に残ったのは以下のポイントです。
- 母親が息子を思う気持ちの深さ
スアが息子ジホに注ぐ愛情が痛いほど伝わります。彼女の存在がジホにとってどれだけ大きな意味を持つのか、観ているこちらにもリアルに伝わってきました。 - 親子の絆の尊さ
スアが家族の中で再び「母親」としての役割を取り戻していく姿に、親子の絆の強さを感じました。特にジホの真っ直ぐな愛情表現が、母親としては涙腺崩壊ポイントでした。 - ウジンとスアの純愛
この映画は親子の物語であると同時に、ウジンとスアの純愛の物語でもあります。スアを失ったウジンがどれほど彼女を愛していたのか、そしてスアがどれほどウジンを大切に思っていたのかが描かれていて、夫婦の愛にも深く感動しました。
韓国映画『Be with You〜いま、会いにゆきます』思ったこと

引用元:『Be with You〜いま、会いにゆきます』公式
ウジンとスアの純愛で、物語が進んでいくうちに話がどんどん繋がり理解できた頃には号泣。
時間を行き来するので、難しく感じられる場面もありました。
『Be with You〜いま、会いにゆきます』を観て、私は母親として「家族の存在の大きさ」を改めて感じました。
日々の忙しさの中で忘れがちな「家族との時間の尊さ」や「母親としての役割」を、もう一度考えさせてくれる映画です。
映画を見終わった後、自然と子どもをぎゅっと抱きしめたくなります。
韓国映画『Be with You〜いま、会いにゆきます』こんな人におすすめ!
この映画をおすすめしたいのは、特に以下のような人たちです。
- 子どもを持つ母親
スアの母親としての姿に共感し、感情移入できるシーンがたくさんあります。 - 家族との絆を再確認したい人
家族の愛や絆を改めて感じるきっかけになる映画です。 - 感動系の映画が好きな人
後半にかけて涙腺崩壊間違いなし。心を動かされたい人におすすめです。 - 夫婦の愛に共感したい人
特に結婚している人には、ウジンとスアの純愛に深い感動が得られるはずです。 - 韓国映画の雰囲気が好きな人
韓国映画特有の情緒的な演出や映像美を楽しみたい人にもおすすめです。
まとめ
やはり本作には中盤のテンポ感や、やや説明不足な部分があるため、全体的に「万人受け」とは言い難い部分もあります。
特に、感動系の映画が苦手な方には、少し重たく感じるかもしれません。
それでも、韓国映画『Be with You〜いま、会いにゆきます』は、涙腺崩壊必至の感動作です。
親子の絆、夫婦の愛、そして家族の大切さを改めて考えさせられる作品でした。
忙しい日常の中で忘れがちな家族との時間を、この映画を通してもう一度思い出してみてはいかがでしょうか?
この映画は現在、Amazonプライムビデオで視聴可能です。
忙しい日常の合間に自宅でゆっくりと感動を味わえるのも魅力の一つ。
まだ観たことがない方は、この機会にチェックしてみてください!
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